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朝日新聞 2001/10/14
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会員の助け合い対価に 地域通貨「姫」

地域活動の促進に

パソコン指導や話し相手、部屋の模様替えにビデオのダビング─。様々なボランティア活動やサービスに対し、エコマネー(地域通貨)を対価として交換し合う試みが、姫路工大(姫路市新在家本町)を中心に始まった。エコマネーの単位は「姫」。1単位として、30分程度のサービスに「千姫」をやりとりし、コミュニティー活動の促進につなげる目的だ。

姫路工大と住民で実用化めざし実験

エコマネーは、住民らが様々なサービスに対してやりとりする地域限定の「お金」。一定期間が過ぎると無効になるため、積極的に使うことで、地域での助け合いや交流の活発化に一役買う。

基本単位の「千姫」は、姫路城のヒロイン・千姫にちなんだ。エコマネーは全国的に注目され、北海道栗山町が「クリン」、宝塚市では「ZUKA」といった単位で実験を始めている。

「姫」では、インターネットを利用。参加者はホームページ(HP)で会員登録し、できるサービス、受けたいサービスなどの情報交換や、対価の「姫」をHP上でやりとりする。会員同士は電子メールで連絡を取り合う仕組み。

実験は12月9日まで実施し、終了後に流通状況などを評価、実用化のめどを探る。会員は現在、播磨地域を中心に約60人。HPの特性を生かし、京都や伊豆からの参加者もいるという。

姫路工大で導入に向けたフォーラムが8日にあり、大学生や市民ら約80人が参加した。同大3回生の白幡ソノコさん(22)は「私にできる活動を考えてみたい。地域の人たちがたくさん参加してくれたら楽しそう」と話す。

同大と地域住民らでつくる「姫路ITエコマネーアクション千姫プロジェクト事務局」代表の岡田真美子・同大教授は「人と人のつながりをエコマネーで広げたい。限られた仲間のやりとりを超えて、どこまで広がっていくか」と期待する。問い合わせは事務局へ。(0792-92-9315)へ。HPのアドレスは(http://www.wdp.jp/eco/)


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