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神戸新聞 2001/11/25
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エコマネー「姫」中間報告会
好評利用者3倍に

化粧指導、庭整備、司会・・・特技を交換

姫路工大生や市民ら 自然体で活用

姫路工業大学やその周辺地域など、特定のコミュニティーで通用するエコマネー「姫」の導入実験の中間報告会が二十四日、同大学で開かれた。十月の開始から、利用者は百三十一人に上り、通貨流通量の目安となる振込み件数は二百二十三件で、活発に「姫」が動いている現状が発表された。また、通貨の対象となるユニークなサービスも紹介され、利用者間の交流を深めた。

「姫」は、同大学の岡田真美子教授のゼミを中心に運営し、十月九日から実験を始めた。姫路にちなんで、三十分のサービスを一通貨単位として「千姫」としている。紙幣は用いず、ネット上で通貨をやりとりするのが特徴。

報告会では、「姫」の流通の状況や利用サービスなどが報告された。それによると、学生を中心に同大学周辺の住民にも利用者は広がり、スタート時は約四十人だったが、この日までに百三十一人となった。また、ネット上でやり取りする利便性を生かして、全国でも初めて家計簿を導入。利用者は、それぞれ入出金記録がデータに残り、事務局では、「姫」のやり取りが把握でき、すでに「百八十万姫」が流通しているという。

具体的なサービスは、メーキャップ法の指導や庭の手入れ、イベントの司会など、利用者の特技を生かしたものが多かった。参加者からは「ネット上での通貨のやり取りだと、遠くにいる人の取引にも便利」「何が自分にできるかを考えるのが楽しくなった」などの声が上がった。

岡田教授は「利用者が無理をせず、自然体で使ってもらっている。どんな需要があり、どのような人たちが参加したのか、実験終了後に分析したい」と話している。

実験は十二月九日まで。


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