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朝日新聞 2003/02/19
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【地域通貨「サーフィス」発行へ】--岡山の表町商店街 来月1ヶ月間、試験的に

岡山市の表町商店街の有志と大学教授、市民らでつくる「表町地域通貨研究会」(会長、中村良平岡山大学経済学部教授)は18日、地域通貨「サーフィス」を3月1日から1ヶ月間、試験的に発行を始めると発表した。商店街のイベントをボランティアスタッフとして手伝えば、商品割引などのサービスを受けられる仕組み。本格流通を目指しており、商店街活性化の起爆剤として期待している。

超低床路面電車「MOMO」の導入をきっかけに、中村教授の研究室、市民ボランティア、政府系金融機関の日本政策投資銀行岡山事務所が02年5月に地域通貨の勉強会をスタートし、賛同を得られた表町商店街店舗と同11月に、表町地域通貨研究会を発足。現在、70店舗が参加している。

「サーフィス」は縦7センチ、横14センチで紙幣とほぼ同じ大きさ。商店街名の英訳と「サービス」をかけた命名。イベントの飾り付けや落書き消し、自転車の整理などをしたお礼として、1時間当たり400サーフィス(400円相当)を発行、参加店で3月31日まで使用できる。1ヶ月で5千枚(1枚50サーフィスで25万円相当)の発行が目標。

当面の発行イベントは23日の商店街の落書き消しと、3月1日の商店街で人前結婚する「ひな祭りストリート結婚式」。いずれも50人のボランティアスタッフを募集中。

表町商店街連盟の横山卓司理事長は「400年を超える歴史ある商店街で、産官学と市民が連携する初の試み。いろんな意見を採り入れ新しい切り口で、商店街を変えていきたい」と話す。問い合わせは同連盟(086-226-2290)へ。


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