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神戸新聞 2003/05/21
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【エコマネー実験再開】--龍野小区

流通度や利用者の反応検証

"浪費"で地域元気に  福祉サービスなどと交換

龍野市の龍野小学校区(四千五百四人)で、エコマネー「とんぼ」を使った流通実験がスタートした。一─二月に続いて二回目。今回は五ヶ月余の長期期間で実施し、主催する龍野地区町づくり協議会は「とんぼを活用してボランティア活動などさまざまなサービスを活性化させ、地域づくりに役立てたい」と定着を期待している。

「感謝に添え贈って」

エコマネーは、現金のやりとりになじまない福祉や介護、環境美化などのサービス活動に対して支払われ、地域限定で流通させる仕組み。受け取った人は新たなサービスを依頼することができ、地域コミュニティーや相互の奉仕活動を活発にしながら、地域社会の再構築を図る手段として注目されている。

今回の実験では「現金とは違ってためるのは厳禁、どんどん"浪費"を」など、エコマネーの使い方をPRしながら実験する。ためるばかりで「とんぼ」のやりとりが低調になると、地域活動が停滞するためで、どうしてもたまる場合、同協議会の事務局で交換先を紹介するサービスも試みる。

トンボは、支払いの対象となるサービスメニュー表にないことでも、相手へ感謝する時に手軽に渡せるのが特長。同協議は「ありがとうの言葉とともに渡し合うと、人間関係がより良好になります。どしどし贈り合ってほしい」と活発な流通をアピールしている。

二回目の実験は十月末までの予定。同事務局の武内憲章さんは「現在、実験への参加者は九十四人。途中からでもよいので参加してほしい」と話している。

問い合わせは、うすくち醤油資料館内の同協議会 TEL:0791-63-4573

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